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コントラバスとのお別れ

2023/10/17
最近出番がほとんどなく、これからもほぼアップライトで行くので、メルカリで売り飛ばすことにしました。

幸い、引き取り手が見つかって、本日お別れの運びとなりました。
たまたま引き渡す際に、車内に小さい単板のコントラバスが積んであったのですが、
ガット弦が張ってあり、とてもいい音してました。

ほぼ10年ほどの付き合いでしたが、改造を重ねて現在に至りました。
手を入れた分少し寂しい気もしますが、コンディションの良い内にどなたかにもらわれた方がいいかなあと思って、
おもい切って手放すことにしました。

さよなら、マイコントラバス。

渦巻の改造-2

2021/11/30
そして、最終的に色を少し加え違和感を減らした感じで仕上げました。

今回、初めてアルコール染料(こげ茶色)というものを混ぜて塗ってみました。

当初気にならなかったが、木目が違っていたねえ。



渦巻の改造-1

2021/11/02
テールエンドの試作をした後、弦高調整をしながら思ったのが、駒の弦間が広すぎること。

以前コントラバスを買う前、アップライトの各弦の幅はほぼエレベと同じ20mmくらいに調整していました。

その後、コントラバスと一緒に練習するときのことを考え、弦高と弦幅をコントラバスに近づけて広く調整しました。
結果としては、少し弾きにくい状態で頑張っていたといった感じでしょうか。

コントラバスのアルコ弾きは、すでにあきらめているし、指も少し動きにくくなってきたし、弾きやすさ最優先で弦幅を20mmにすることにした。

それと、ずーっと気になっていたのがヘッドの渦巻ですね。

普段はちょん切った渦巻を外し、簡易的なものを付け、 演奏会などではオリジナルの渦巻に付け替えるようなスタイルでしたが、いちいち替えるのも面倒だし、いっそ今のボディに合わせて、少し小さめな渦巻に作り直そうかなあと。



全体のバランスを考えデザインし、オリジナルの半分ほどの大きさを作ることにした。

オリジナルの渦巻は立派すぎるものが付いていて、大きく重すぎるのて取り回しも大変でした。

材料は、太いものがないので、手持ちのセドロを5枚重ねて作ることにした。
セドロはラワンとマホガニーとの中間くらいの軽さで、とても加工しやすいです。

一応取り外しができるようにしておくために、手間は少しかかるが、キーの柱を取り囲むように重ねて。


遠目からはほとんど違和感がありません。

ボディ全体とのバランスも、これまでは少し大きすぎると思っていたので、むしろいい感じですね。

ただ取り付けが少しぐらぐらするので、不本意ながら、最終的には裏から木ねじ止めとしました。
取り換えは容易にできますので、これからも手を入れることも簡単にできます。

オリジナルの渦巻と比べるとほぼ半分ほどで、重さ・取り回しも、これくらいなら許容範囲かなあ。

左:オリジナル
中:今回作ったもの
右:練習用として使っていた最小のもの

色は、少しオリジナルより明るく仕上がりましたが、時間とともに違和感は少なくなると思われます。

f穴の調整

2021/10/26
以前F穴を塞いでミュートを作ったのですが、さすがに全部を塞いでしまうと


つまったような音になるので、面積を少しづつ変え、低域の出方を見ながら、御覧のような形にフタをしました。

全音域がかなり整理された音になりましたので、また、これでしばらく様子を見ようと思います。
手持ちの青色のケント紙を両面テープで貼り付けただけです。

テールエンドの交換(試作)、3回目銅板張替え、弦高調整

2021/10/19

弦を引っ張る、テールエンドの高さをを少し上げようと思い、厚みが10mmの手持ちの黒檀を使い試作してみた。

左から今回試作、現行、前作の順

20mm程度高くして前作と同様に作った。

弦を張って驚いた‼
あの硬い黒檀が今にも折れそうにたわんでいる。強度が足りない。
さすがに、このまま使う勇気がでなくて、他に適当な材料もないし、やむなく断念した。

音はそれほど変化がなかったので、高くする意味があまりないとも思った。

ちょうど、指板の銅板の張替えも同時進行していたので、合わせて元に戻そうと決心した。

指板表面の銅板、張替えました。


ついでに、弦高を少し低めにセットしようと思う。
4,5,6,6位を目標に。

テールピースの交換-3

2019/12/17
音程も落ち着きました。
E線だけ根本に巻き付けている糸の部分が駒に干渉するので、ケブラー紐を少し短めに作り直して、再びセットしました。
音は気に入りました。全体に伸びやかな感じがしてとてもいいです。
C・Bは他の音と比べて伸びはないのですが、嫌な感じはそれほどしません。
前はG弦のCを出す度に残念感があったのですが、今は受け入れることができます。

テールピースを他に変えようと思っていたのですが、しばらくはこのままですね。この紐だと、弦交換の度に替えても死ぬまで使い切ることができそうにありませんね。

ちなみに、調べるとテールピースだけでも2万円前後するようです。
ましてや、ボディサイズが違うので市販のテールピースはそのままでは付きませんし。
テールガットだけをケブラーに変更してどうなのかもちょっとテストしてみたいですが、またそのうちに。

ケブラー紐の結び方は、釣り糸の結び方(電車結び)でやりました


テールピースの交換-2

2019/12/14

本日、ケブラー繊維が届きましたのでテールピースを外し、紐をループにして仮につけてみました。


弦止めボタン(?)が干渉しないよう、少しずつずらして付けました。1弦あたり2本ですので、この繊維にかかる力は半分になる勘定です。


みためはとても間に合いそうにありませんが、締めこんでみてもびくともしない様子です。
少しの間ミシリと音がするとドッキとしましたが、4時間ほどたった今は調弦は安定しています。

ほとんど伸びない、のうたい文句は嘘ではなさそうですね。
少し大袈裟ですが、いままでの紐の強さの感覚が全くあてになりません。

ところで、肝心の音質はというと、ほぼ好ましい方向のようです。
①G線のウルフCはすこしBの方へ移動したような感じで、音のつまり具合は少し良くなったような気がします。
②全体的に音の凸凹が取れたような感じで、素直な音質は好感が持てます。


テールピースでのエネルギーの損失がなくなったということでしょうか。
あと、スチールワイヤーで振動を抑えていた力が解放されたのも大きいかもしれません。

見た目がもう少し残念感が大きいかなあと思いましたが、黒染のテールピースを
付けているよりは気持ちは少し軽やかですね、実際の重量も軽くなってますし。

結論は、このままもう少し長い時間様子をみて、というところですなあ。
プラシーボ効果?


テールピースの交換-1 構想

2019/12/11
私のコントラバスについては、すでに書いてある通りで、ポディの大きさを変えた為に(と思っている)、Cにウルフトーンが来ていて特にテーマを弾く際には伸びがなく、少し弾きにくいと感じていて、
これ、何とかならないかなあといつも思っておりました。

つい最近、テールピースを付けない改造もあることを知りました。
その効果については、音色が明るくなる他ウルフが消える等の効果が書かれていました。

マービン・テールピースというものです。

ならば、試す価値があるかもしれないと思い、早速どういう形で弦をセットするか考えております。

テールピースはテールエンドからガット等で引っ張られて固定されています。
私の場合は、あまりこだわらず3mφ程度ののスチールワイヤーで止めてあります。

強度の関係さえ許せば材質はなんでもありな感じなので、少し前に検討したケブラー繊維を使ってみようかなと。

1.3φで170kgの引っ張り強度があるそうで、調べるとコントラバスは1弦当たり30kg前後のようで、強度的には十分かなと思いました。

編み込んであるので、振動した際の音質は色付けがなく、好ましい方向にいくのではないかなあと淡い期待を抱かせます。
ワイヤーは末端の処理が難しく、その姿もあまり音楽的ではないなあと常々思っていました。

テールピースもある程度重さがあるので、それがなくなったら、もしかしたらウルフトーンが少し動くかもしれん。

この際、チャレンジしてみようと早速注文。

ネックの削り

2018/06/03
コントラバスネックの削り

ネックに関しては、普通に高価な楽器を触ったことが無かったので、この楽器のネックの厚みが正常かは、実のところわからないまま最近に至っています。
NXT4(アップライト、エレキ)と比べると、
① まず厚みが指板上面で比べると、ほぼ10mm程度厚い。
② NNXT4は、薄いので、もうそれは明らかに弾きやすい。

従って、まあ作り自体が極端に違うので、ネックの厚みと形状は、やむを得ず受け入れてきた。

しかしながら、ネット上の写真や動画などを注意深く観察すると、どうも、この楽器のネックの厚み形状は少し普通とは違う様な感じがしてきた。

まず、
① 厚み
② ネックのヘッドとヒールのカーブがなだらかすぎる⇒音程とりにくい
③ ネットで見る楽器は薄い厚いはあるものの、親指のあたる面は指板と並行部分が長く、
ヘッドとヒールのカーブ(親指のあたる部分)が、小さいようだ。⇒親指のあたる位置が安定する。

いよいよ、覚悟を決めてネックを削ることにした。

どうもこのチャキの楽器は、ネックを太くして指板の順ぞりをなるべくさせないようにという設計のようで、まあ、材料はいいものを使用できない事情もあるので、やむを得ないが、そのことが使用感を少し悪くしているような気がする。

現状からあまり削り取ると、さすがにネックのソリが心配なので、今回は3.5~4mm程度削ることにして、主に山の頂上付近を少しなだらかにするような感じに削ることにした。

後戻りできないので、まあ様子を見ながら慎重に削る。
ヘッドとヒールのカーブも現状よりも手触りでエンドがわかりやすいようRをかなり小さめにに削った。



結果、もっと早くやっておけばよかったと、づくづく思いました。
ハーフポジションとG弦のD音がいままでとは全く違った感じで、実に落ち着いて取れる。これは大成功。

ネックのポジションマーク

2018/05/01
 実は、またまた禁断の細工を施しました。

コントラバスでは、いわゆる5フレット付近は以外と音程が取りにくく、私も例にもれず、例えば人差指でとるG弦のC音は、いまだに自信がありません。

 そこで、ネック裏に写真のようなポッチを付けてみました。
ヒールまでの動きを邪魔しないような形を求め、色々試してみて、現在の形状に至りました。
まあシンプルですが、効果は絶大で、もうこれがないと弾けないような気がしてきました。

 黒檀の木片を円筒形の先端部にアロンアルフアで付け、電ドルで形を整え、カッターで欠かないように注意しながら外し、まず両面テープで着けてみて位置決めしたあと、決心がついたら、アロンアルフアを少量付けて固定します。

 邪魔になるかなあと少し心配しましたが、意識しないと気付かない時もあり、弾き心地に悪影響はそれほど感じませんでした。
 NXT4(アプライトエレベ)にも同じものを付けました。
邪道と思いますが、まあポジションマークを付けるよりは実戦的だと自分自身に言い聞かせている所です。

ちなみに、下の怪しげな木片はご推察の通りヒールの代わりに付けたものです。
実は、これと同じものがオクターブにも付いています。
この形も、数年間の試行錯誤の末にたどり着いたものです。見た目は汚いですが、これがなければ、G線のレがとれませんね。

私のコントラバス-2

2016年の秋、意を決して改造をスタートさせました。

改造ポイントは大きく3点、ボディー、指板、渦巻き。

① 持ち歩き可能にするために、ボディ下側をカット。(二階まで階段を上る必要があるのだ)

・ボディの下側を10センチカット、それに合わせてカーブを自然に。
(ネットで色々調べたあげく、紙にフリーハンドで書きました。市販の楽器でほぼ円形のボディがあるのですが、どうも好きになれなくて、あえて自分の好きな形で)

ボディーの縁の飾りが途中で切れているところが、カットの始まる箇所です。



・力木はそれに合わせてカット

・テールピースは、エンドを10㎝カットしたのち、弦の角度を前と同じくするため、少し持ち上げてセットしてあります。


・魂柱の位置は元のまま
・テイルガットはスチール製にしました。丈夫だし。
・接着剤は、膠では強度と経年変化が心配なためタイトボンドでしっかりと付けました。 。
・テールブロックは丈が足りないので作り替え
・横板の材料は、2mmのベニヤ板を熱で曲げ加工(冬にこの作業は、とてもいいよ!あったまるし)、接着は、一度で接着するのがかなり難しく、結局3枚に分けてやりました。

ヌリは失敗し、ところどころベニヤ板の下地が出ています。

② 指板(塗り指板)を削り直しの上、摩耗防止とメンテナンスしやすくする為に、指板に金属薄板を張り付ける。

・ステンレスと銅、両方貼ってみました。
下はステンレス、冷たい感じがクールだねえ!何となく、金管楽器のような感じで、ブラスバンドに合いそうな雰囲気。

・貼り付けは両面テープで
・銅は比較的軟らかいのですり減りがやや心配
・摩耗に関し、塗り指板よりは数段安心感がある
・音色も心配したが、指板による音色の変化は気にならない。 (そもそも、黒檀指板は触ったことが無いので、本当の音色というものがわからない)



結局、ステンレスは摩耗に関しては、優れているのですが、触れた感じが冷たいのと、指板の端の処理が少し難しく、まあ、ちょっとこれは頻繁に触りたくないなと思い、1週間ほどではがしてしまいました。

銅板は、とてもなじみやすく両面テープで端も、きちんと固定することができました。

最近、二度目の張替えをしたのですが、はがしたものがこれ↓です。

塗り指板で、もともとそれほど固い木質ではないので、減り方もかなり凸凹なのがわかります。

実は、当初の銅板は、指板の木地をペーパー掛けた程度で貼り付けたので、凸凹なのはそのせいもあります。

2回目の指板貼りは(2018/10)、ウレタンで下地を処理したので、さすがに上の写真のような凸凹はないかと。

貼ったばかりだと一週間ほどは、お寺の屋根のような風合いです。
まあ、すぐにさびてくすんでしまうのですが。


③ 渦巻き部分は取り外し可能とし、ステージ上では渦巻きを付けて、見た目にこだわる。
渦巻きがない状態だと、外観が残念なのはしょうがないですね。

全体のフォルムは、通常のものとは、おしりの部分が違うのですが、
これくらいだと、コントラバスを持っている人でさえ、ひょっとしたら分からないかもしれません。

まあ一般の人だと、楽器を見た瞬間、その無駄な大きさに、言葉を詰まらせ、こちらをまじまじとみて、気の毒そうな顔をしますね!

家のものでさえ、ウクレレを指さして、これにしたら?と日々ありがたいアドバイスをくれます。


・しっかりと取り付ける為に、木片(キイ)を差し込んで固定する方式にししました。

最初はボルトでとめていたが、さすがに、コントラバスにボルトはないでしょ!と。最初は、レンチを持ち歩いていました。

下は、本番以外の普段使い用です


・渦巻きを付けたほうが重量バランスよく演奏しやすい、特に立奏の場合。
・移動時は、渦巻きを取ってしまうので、ぶつける心配が少なく、ストレスが激減しました!

・最終、全長161cm、全重量8.4kg(渦巻・エンドピンで全体約9kg)、んで音はどうなったんだ!

案のE線が寂しく、ウルフトーンがG線のCにきていて、少しバランスが・・・・。
コンボで、生音だけでは、さすがに苦しく、仲間からは、速攻ピックアップとアンプを要求されました。

全長20cm短くなった影響は、良くも悪くも大変大きく、あとは、あきらめてこの音と形に慣れるだけか!。



私のコントラバス-1

下↓の写真が私の現在使用しているものです。


そして、これ↓が入手当時のオリジナルです。



2015年の冬、知人の紹介で中古で購入、チャキのオールベニヤ製のもの。
写りの関係で少し違った色合いになっていますが、まったく同じ楽器です。

当初は、あまりの大きさに戸惑い、ほとんど触っていない期間が1年ほど続きました。そもそも、音量、音質といい、防音設備の無い普通の家庭では、ちょっとこの・・。

家のものは、まあ今でもそう呼んでいるのですが、まさに「化け物」!です。

覚悟はしていたのですが(当時63~64歳)、二階への上げ下ろし運搬など、重さ、特に長さはどうしようもなく、かねてから妄想していた、禁断(?)の改造に手を染めることにしたのです。